乾燥肌とコラーゲン

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「コラーゲン」のウソとホント〜乾燥と見た目年齢に悩む人のための成分講座〜

乾燥肌と見た目年齢に悩む人にとっては、コラーゲンはなじみのある美容成分ですよね。

 

保湿力のある美容成分で、正しい知識を持ってスキンケアに取り入れることで乾燥肌を改善できます。

 

◎コラーゲンとは

コラーゲンとは、人間の皮膚にもともとある成分。皮膚の中でも、真皮層と呼ばれるところに存在しています。

 

皮膚だけでなく体中に存在している成分なんです。

 

ただ、年齢とともに減っていくものでもあるので、30代ごろからは意識的に補うのがおすすめですよ。

 

○コラーゲンのおもな効果

コラーゲンは、皮膚の真皮層に存在していて、水分を保ち、弾力のある肌を作る働きがあります。

 

また、古くから化粧品成分としても使われているためなじみ深く、また、効果もある程度あるのが特徴です。

 

ヒアルロン酸やセラミドに比べると水分保持力そのものは劣りますが、安価で手に入りやすいというのは魅力ですね。

 

◎コラーゲンの種類

コラーゲンには、実は何十もの種類があります。これからも、研究が進むにつれ増えるかもしれません。

 

ただ、化粧品に配合されるコラーゲンの種類は限られており、ほとんどはT型と呼ばれるコラーゲンなんですよ。

 

また、コラーゲンの呼び名にも複数の種類があります。

 

  • フィッシュコラーゲン
  • 低分子コラーゲン

名前を聞いたことはありますよね。

 

それぞれ、こんなコラーゲンのことを言います。

 

フィッシュコラーゲン
魚から抽出したコラーゲンのことをフィッシュコラーゲンと呼びます。独特のニオイが苦手という人もいますが、最近はあまり匂いが気にならないものもありますよ。

 

低分子コラーゲン
サプリメントなどでも「低分子コラーゲン」と書かれたものがありますが、これは、本来高分子であるコラーゲンを、低分子化したもの。

 

最近では特に珍しいものではなく、前述のフィッシュコラーゲンも、低分子化されているのが一般的です。

 

○コラーゲンのサプリメント

コラーゲンは化粧品にも頻繁に配合される、いわば「定番の美容成分」です。

 

でも、化粧品とは違って、サプリメントとして摂取する方法もありますよね。

 

化粧品として経皮吸収するのと、サプリメントとして経口摂取するのとでは何が違うのでしょうか?

 

コラーゲンをサプリメントとして摂取したり、もしくはコラーゲンが豊富な食べ物を食べたりしても、肌のコラーゲンが増えるわけではないと言われています。

 

それは、経口摂取したコラーゲンは消化吸収される際に、アミノ酸レベルにまで分解されるからです。

 

アミノ酸というのはたんぱく質が分解されたものなのですが、アミノ酸は体内で必要なところにそれぞれ送られるので、必ずしも皮膚に届けられるというわけではないのです。

 

とは言え、アミノ酸の摂取量が少なければ体内でコラーゲンが作られにくくなるのですから、コラーゲンを摂取するのは無駄にはなりません。

 

ただし、栄養バランスの取れた食事をしていれば、わざわざコラーゲンを経口摂取する必要はありません。

 

例外的に、年齢を重ねた人(40代以降)の場合は、コラーゲンのサプリメントを摂るようになったことで肌の乾燥が改善したということもあります。

 

コラーゲンが減っている人だと効果を感じやすいのかもしれませんね。

 

サプリメントは比較的お手頃な価格のものもあるので、試してみる価値はありそうです。

 

○化粧品に配合されているコラーゲンの効果は?

一方、化粧品として経皮吸収する場合ですが、こちらも過剰に期待してはいけません。

 

低分子化されたコラーゲンであっても、皮膚の真皮層にまで浸透するとは限らないからです。

 

絶対浸透しないとは言えないと思いますが、否定的な意見が多いのが現状なんです。

 

でも、無意味なわけではないんですよ。

 

コラーゲン自体は保湿力がある成分ですし、真皮層に届かなかったとしても、皮膚表面に塗布することによって肌を保湿することはできます。

 

何も塗らないのに比べれば肌は乾燥しにくくなりますし、価格的にも続けやすいのでコラーゲン配合の化粧品を使うのはおすすめです。

 

◎コラーゲンにまつわるウソ・ホント

コラーゲンの効果や役割に関して、よくある質問をまとめました。

コラーゲン配合の化粧品を使ってもシワなどには効果ない?

直接的な効果はありません。
見た目年齢に悩む人は、シワ・たるみの軽減を期待して化粧品を選ぶこともありますよね。
でも、コラーゲン配合の化粧品を使っても、真皮層にあるコラーゲンを増やすことはできないのです。
ただ、表面を保湿するだけです。でも、表面をきちんと保湿することにより肌への刺激を減らし、健康な皮膚細胞が作られるのを間接的に助けることはできます。
シワやたるみに直接的な効果はなくても、使う価値はありますよ。

 

コラーゲンは脂身?

違います。
勘違いしている人が多いのですが、コラーゲンはたんぱく質の一種です。脂質ではありません。
いくら脂身を食べてもコラーゲンの補給にはなりませんし、かえって脂質の摂りすぎになってしまう恐れも。
コラーゲンが含まれているのは「すじ」や「軟骨」部分です。フカヒレにコラーゲンがたくさん含まれているというのは本当ですよ。

 

コラーゲンとアミノ酸、サプリメントならどちらがいい?

アミノ酸のほうがおすすめです
サプリメントとして経口摂取するなら、アミノ酸をおすすめします。
コラーゲンもアミノ酸に分解されますが、そのアミノ酸は必須アミノ酸ではありません。
アミノ酸には必須アミノ酸と非必須アミノ酸がありますが、摂るなら必須アミノ酸のほうがいいですよね。
ただし、まだまだコラーゲンについては分かっていないこともあるので、コラーゲンのサプリメントで調子が良くなったという人もいます。
コラーゲンのサプリメントが気になるなら、ダメ元で試す、という軽い気持ちで取り入れましょう。

 

コラーゲンは本当に効果がある?

保湿効果はあります
ここまで述べてきたとおり、化粧品に配合されているコラーゲンは、肌表面を保湿する力は持っています。
セラミドやヒアルロン酸には劣るものの、水分を保持して肌を守ることには役立ってくれるわけです。
多くの化粧品に配合されている成分なので優先的に考えなくても、ほかの保湿成分と一緒にコラーゲンが配合されていることが多いですよね。
悪いものではないので、コラーゲンは安心して取り入れてくださいね。

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