乾燥肌とセラミド

「セラミド」のウソとホント~乾燥と見た目年齢に悩む人のための成分講座~

乾燥と見た目年齢に悩む人なら知らない人はいないセラミド。

保湿力の高い美容成分として有名ですよね。

でも、実は「保湿できるらしい」ということぐらいしか分かっていない人も多いもの。

ここでは、セラミドの情報をまとめました。
また、セラミドにまつわる素朴な疑問にもお答えしていますよ!

◎セラミドとは

セラミドとは、化粧品に配合される保湿成分の一種で、保湿成分の中でももっともすぐれていると言われています。

セラミドは肌に存在している成分でもあり、乾燥肌の人は肌自身のセラミドが不足しているから乾燥するんですね……。

○セラミドのおもな効果

肌にあるセラミドは、角質層に存在しています。そして、細胞同士をつなげる接着剤のような役割をしています。

水分を保持する役割があり、お肌のバリア機能を作っている一員とも言えますね。

セラミドが不足すると水分保持力も失われてしまうので、乾燥肌になる、ということ。

化粧品でセラミドを補うことにより、水分保持力を取り戻すことができます。

○セラミドには4種類ある

セラミドにはたくさんの種類がありますが、大きく分けて4つの分類があります。

  • 植物セラミド
  • 天然セラミド(動物セラミド)
  • ヒト型セラミド(ビオセラミド)
  • 疑似セラミド(合成セラミド)

○化粧品に表示される名前

セラミド入りの化粧品でも、成分表示にセラミドと書かれていないことがあります。その場合、こんな名前が書かれていればセラミドが入っているということが分かりますよ。

【植物セラミド】

  • コメヌカスフィンゴ糖脂質

【天然セラミドの表示名】

  • ビオセラミド
  • セレブロシド
  • ウマスフィンゴ脂質
  • 【疑似セラミド】

    厳密にはセラミドではないため、そもそも「セラミド」と表記することができません。「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」のような名称で表示されています。

    ヒト型セラミドは、「セラミド1」や「セラミドEOP」など、必ず「セラミド」といった表記が入っているので分かりやすいですよ。

    ◎セラミドにまつわるウソ・ホント

    セラミドにまつわる素朴な疑問、1つ1つお答えしますね。

    セラミドは食事からも摂取できる?
    摂取できます。
    「植物セラミド」があるぐらいですから、食事からも摂取できます。たとえば、こんにゃくにはセラミドが含まれているんですよ。
    他にも、セラミドが含まれる食材はたくさんあり、米、小麦、大豆、小豆、黒豆など豊富です。
    こんにゃくをたくさん食べるといいって本当?
    どちらとも言えません。 こんにゃくには、セラミドが特に豊富に含まれています。それは本当です。ただし、セラミドが多い食材を食べたからと言って、すべてお肌に補給されるわけではありません。 体内に入った食材はいったん消化吸収されるわけなので、必ずしも皮膚のセラミドとして使われるわけではないのです。 とは言え、材料が足りなければ肌のセラミドも作られにくくなりますから、こんにゃくを積極的に食べるというのは間違いではありませんよ。
    セラミドは病院(皮膚科)で処方してもらえる?
    皮膚科でセラミドクリームを処方しているところもあります。ただし、セラミドクリームは保険適用外ですので、普通は処方されることはありません。
    また、処方してもらえたとしても効果です。
    皮膚科では、ヒルドイドなどのヘパリン類似物質か、ワセリン(プロペト)が処方されることが多いですよ。
    ヒト型セラミドが一番効果的って本当?
    どちらとも言えません。 ヒト型セラミドはたしかに効果が高いです。しかし、セラミドは水に溶けにくい性質を持つため、少ししか配合できません。
    一方、効果が低いと言われがちな疑似セラミド(合成セラミド)は、ほかのセラミドよりも配合量を増やしやすいため、たっぷりと配合されている化粧品も多いんです(疑似セラミドは価格も安いですしね)。
    実際、疑似セラミド配合の乳液のほうが乾燥が改善したという人もいますから、両方使ってみて合うほうを選ぶのが良いでしょう。
    本当に肌に効果があるの?
    商品によりますが、効果を感じている人はいます。
    セラミドは、角質層に存在する保湿成分です。
    角質層は肌の表面にもっとも近いところにあるため、セラミド配合の化粧品を付けることでも補いやすいと言えるでしょう。
    ただし、化粧品メーカーごとにセラミドの浸透のしやすさは異なっており、セラミドならなんでも効果があるというわけではありません。
    ヒト型セラミドや天然セラミドといった種類のほか、ナノ化されているとか、セラミドの組み合わせによっても合う・合わないがあります。
    1つ使ってみただけで「わたしにはセラミドが効かない」とあきらめるのではなく、ほかの化粧品も試してみるのがおすすめですよ。

    ページの先頭へ