50代に多い乾燥肌は見た目年齢にどう影響?
肌質は、年齢とともに低下していきます。
50代に入ると、今まで以上に肌が乾燥してきますよね。
肌の乾燥は、見た目年齢にも大きな影響を与えます。
具体的にどのような影響があるのか、詳しく見てみましょう。
50代の肌には何が起こっている!?
肌の水分量・皮脂量は、30歳を過ぎたあたりから年々低下していきます。
特に、40代から50代にかけては一気に肌の乾燥が進みます。
これは、水分量の低下も大きいのですが、皮脂量の低下がかなり大きくなるのが原因です。
皮脂が大幅に少なくなってくるために、肌がカサカサと乾燥してしまうんですね。
この時期は、ちょうど女性の更年期にあたりますね。
更年期には閉経を迎えるなど、女性の体は大きく変化していきます。
50代は見た目の老化も進む時期
50代は体内での変化もたくさんありますが、見た目も大きく変わります。
乾燥からくる見た目年齢の変化としては、このようなものがあります。
- シワが増える
- シミが増える
- たるみが増える
- 肌の透明感がなくなる
- 肌がごわごわする
- ほうれい線が目立つ
- 目の上がたるんでたれ目になってくる
などなど。
これらの変化は30歳を過ぎたころから少しずつ表れるのですが、40代以降は急速に進みます。
でも、あきらめてはいけません!
「もう年だから」とあきらめずに、丁寧にケアしていけば見た目年齢を若返らせることは可能です。
見た目年齢、ここが見られてます!
わたしたちは、人の年齢を予測するとき、どこを見ていると思いますか?
無意識レベルで、わたしたちはこんなところを見て、人の年齢を推測しているんですよ。
- 目元
- 口元
- 首
全体的には服装や言動なども見て見た目年齢を推測するわけですが、顔から判断されることはどうしても多いです。
さて、目元や口元、首は、いずれも乾燥しやすいところだとお気づきでしょうか?
目元や口元は、顔の中でも特に皮膚が薄いところです。
皮膚が薄いため乾燥しやすく、人によっては20代から小ジワが目立ってしまっていますよね。
また、首は、体の一部という認識をしている人が多いのですが、顔に近いところですから、顔と同じぐらいデリケートな部分。
ボディタオルでごしごし洗うなど、体と同じ扱いをしていると、どんどん乾燥が進んでしまいます。
恐ろしいことに、顔はファンデーションである程度ごまかすことができますが、首はそうはいきません。
その結果、顔はなんとなく若く見えても、首元を見られたときに「けっこう年上かな?」なんて思われてしまうことになるのです!
乾燥対策で見た目年齢は変わる
実年齢が50代であっても、乾燥対策をしていくことによって見た目年齢は若返らせることができます。
ファッションではごまかせない肌の乾燥は、やっぱり地道に保湿ケアしていくのが一番。
ちょっと意識を変えるだけでも肌は答えてくれるので、あきあらめずにケアしていきましょうね。
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