乾燥が原因で老けて見える20代女性が、まず見直すべきこと
20代なのに、乾燥のせいで老けて見える……って損してますよね!
メイクやファッションでごまかすことはできても、乾燥した肌を100%隠すことはできません。
乾燥だけでなく、乾燥によるシミやシワも気になるところ。
そんな「20代なのに乾燥して老けて見えます((+_+))」という方のための「まず見直すべきところ」をまとめました。
皮膚は食べたものから作られる
食生活を見直しましょう。
好きなものばかり食べていませんか? コンビニのおにぎりや菓子パンで済ませていませんか?
そんな食事をしている人は、たとえコンビニサラダを食べたとしても、気休めにしかなりません。
皮膚は、普段食べたもので作られています。
正しい食生活を20代のうちに身に付けておきましょう!
食生活で気を付けておきたいのは、何よりも栄養バランスです。
「○○さえ食べればOK!」なんて魔法みたいなことはありません。
日々の積み重ねがきれいな肌を作っていくということを忘れないでくださいね。
乾燥を防ぐ食生活のポイントは、以下を意識すると良いですよ。
野菜をたっぷりとる
サラダだけが野菜ではありません。煮物でもみそ汁でもいいので、いろんな野菜を食べましょう。
果物も毎日何かしら1種類は摂るようにすると、肌の調子が変わってきますよ。
魚を食べる
現代人は、どうしても肉食になりがちです。
しかし、同じ脂質でも、肉と魚では全然違います。
魚を食べる機会が少ない人は、フィッシュオイル(EHAやEPA)のサプリメントで補ってください。
食べ過ぎない
食べ過ぎていると、胃腸に負担がかかります。
胃腸が疲れてしまうと消化・吸収がうまくいかないため、必要な栄養を肌に届けるのも難しくなってしまいます。
和食を意識する
和食は、世界的に見ても健康的で美容にも良い食事だと言われています。
毎日は難しくても、和食の回数を増やすようにするといいですよ。低カロリーでダイエット効果もあるので一石二鳥です。
◎皮膚は寝ているあいだに作られる
睡眠不足は、見た目年齢の老けに大打撃を与えます。
寝ているあいだに成長ホルモンが分泌され、成長ホルモンが新しい肌を作るからです。
睡眠不足だと感じる方は、ためしにしばらく睡眠をたっぷりとるようにしてみてください。肌の調子も良くなるはずですよ。
寝つきが悪い・眠りが浅いという人も要注意!
ベッドに入っている時間自体は長くても、睡眠不足になっている可能性が高いです。
上質な睡眠をとるポイントは以下を参考にしてみてください。
ベッドに入る30分前はリラックスタイムに
寝る直前までテレビやスマホを見ていると、寝つきが悪くなります。30分間ぐらいは、照明を暗めにして、ストレッチをするなどリラックスタイムにしましょう。
お茶やコーヒーなどカフェインを摂らないようにして、飲むならホットミルクなど、カフェインレスでリラックスできるものがおすすめですよ。
朝しっかり日光を浴びる
睡眠は、睡眠ホルモンによってコントロールされています。
朝に日光を浴びると、夕方以降には睡眠ホルモンが徐々に増えてくるため、スムーズに眠れるようになるんですよ。
室内で過ごす時間が長い人も、朝は窓を開け放して、日光を浴びるようにしてみましょう。
寝具にこだわる
質の良い睡眠をとるには、寝具も重要です。高級なものでなくていいので、快適なものを選びましょう。
特に、シーツ類は重要。肌に刺激が多い素材だと、それだけでも乾燥の原因になってしまいます。
刺激の少ない素材としてはオーガニックコットンや麻(リネン)、シルクがおすすめ。
こまめに洗濯するようにしてくださいね。
マットレスを買い替えるのは難しくても、せめて枕だけでもこだわると、睡眠の質が変わってきますよ。
ちなみに、枕カバーを毎日換えなくても、枕の上からタオルを巻くようにすると、肌への刺激が減らせます。
丁寧かつやりすぎないスキンケアが大事
肌の乾燥にもっとも重要なのは、やはりスキンケア!
スキンケアがおろそかになっていると肌は乾燥しますし、かと言ってやりすぎてもいけないのが難しいところです。
20代のうちは、スキンケアをやりすぎていると、どんどん肌が老けてしまうという問題があります。
肌を甘やかしてしまうということもあるのですが、それだけではありません。
やりすぎたスキンケアは、
- 必要な皮脂を落とし過ぎる
- 油分をあたえすぎて雑菌が繁殖しやすくなる
といった問題があるんです。
くれぐれも、やりすぎないようにしてくださいね。
最適なスキンケアは以下を参考にしてみてください。
ダブル洗顔をしない
オイルクレンジングでメイクを落としてから洗顔フォームで顔を洗う、というのはやりすぎです。
メイクをしている日ならクレンジングだけ、すっぴんですごした日なら洗顔フォームだけでいいんです。
乾燥が進んでいる方は、オイルクレンジングをジェルタイプやクリームタイプに変えてみましょう。
洗顔フォームも、固形石鹸に変えることで刺激を減らせますよ。
基礎化粧品は化粧水+乳液が基本
20代のうちは、いくら「老けて見える」と言ってもエイジング化粧品は要りません。
基本は、化粧水+乳液というシンプルなスタイルがおすすめです。
アイクリームや高級な美容液といったオプションアイテムは使わなくても大丈夫ですよ。
あれこれ使うことよりも、「丁寧にケアする」という意識を100倍大切にしましょう。
隅々までケアする
化粧水を手に取って、パシャパシャするだけで終わっていませんか?
いい加減なスキンケアをしていると、小鼻、生え際、フェイスラインなど、化粧水を付けられていない部位が絶対にあるはずです。
丁寧にケアするというのは、ただ時間をかければいいというものではありません。
隅々まで、きっちりケアできているか、という視点も大切なんですよ。
自分に合った化粧品を見つける
自分に合った化粧品というのは、年齢によっても変わっていきます。10代の頃にちょうど良かった化粧品も、20代の肌には合わなくなってくるものです。
30代・40代のように高機能の化粧品は不要ですが、シンプルで、かつピリピリしない化粧品を選ぶようにしてください。
また、合わない化粧品を「もったいないから」と使い続けることが無いようにもしてくださいね。
肌の乾燥は、スキンケアの問題と生活習慣の問題が原因になっていることが多いです。
乾燥肌の原因を改善すれば、老けて見られることもなくなりますよ。
20代はまだまだお肌の回復力も高いので、ちょっと気を付けるだけでみるみるお肌が潤ってくるはずです。
肌質だからとあきらめず、できることから始めていきましょう!
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